2022-04-30
マイホームの住み替えでは、不動産購入と売却を一緒におこないます。
どのような流れで進めるか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、不動産購入の流れを中心に、「資金計画」「見学から申し込み」「契約から引き渡し」まで、進め方について解説します。
高浜市、碧南市をはじめとする西三河で不動産売買をお考えの方の参考になれば幸いです。
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不動産取引では、売るときも、買うときも、それぞれ費用がかかります。
ここでは、とくに支出が大きくなる不動産購入時に焦点をあて、資金計画の立て方の流れについて解説します。
不動産購入に取り組むときに、資金計画を立てる最初の流れとして、次の式が参考になります。
不動産の価格+諸費用
不動産購入時には、つい物件の価格のみを考えてしまいがちですが、資金計画をはじめるときには諸費用も忘れずに考慮していきましょう。
不動産購入時にかかる代表的な諸費用としては、仲介手数料や住宅ローンを借入れるための手数料、マンションの場合には修繕積立金などが挙げられます。
登記についても、不動産購入時には所有権移転登記、売却時には抵当権抹消登記をおこなうのが一般的です。
その際、登記手続きを依頼した司法書士への報酬も必要となります。
また、不動産購入の流れのなかでは、次に挙げる税金も課税されます
諸費用について、おおまかに考えたいときは次の割合を目安にすることもできます。
・中古住宅:購入価格の7%から10%
・新築マンション:購入価格の3%から6%
・中古マンション:購入価格の5%から10%
また不動産購入の資金計画を立てるときには、支払いのタイミングや流れも把握しておくと役立ちます。
いつまでに、どのような支払いがあるかをイメージしておくと、不動産取引をスムーズに進めやすいでしょう。
不動産購入における支払いのタイミングは、おもに「決済」のときです。
たとえば、住宅ローンの融資事務手数料や印紙税、登録免許税、固定資産税や都市計画税、マンションの修繕積立金も決済の流れで、購入代金とあわせて支払います。
ただし、不動産取得税は不動産購入して、半年から1年が経過してから1度だけ支払う流れとなります。
不動産購入の資金計画を考えていると、全体の予算を割り出すだけでなく、「現金はどれくらい用意したら良いのだろう」と疑問がわいてきます。
不動産購入の流れで必要になる現金は、次の式を参考に考えることができます。
諸費用+頭金=現金
不動産購入時の諸費用は、基本的には融資の対象にならないケースが一般的です。
そのため現金の用意を想定しておきましょう。
また、頭金は「購入代金の20%程度」が、ひとつの目安とされています。
近年では、諸費用の分や、購入価格の全額を融資の対象とするローンを取り扱う金融機関も増えてきました。
自己資金に不安がある場合の資金計画では、これらのローンを検討する手もありますが、返済の負担額が大きくなることも想定しておきましょう。
資金計画を立てる際には、住宅ローンでどれくらい借入れるかも検討すべきポイントといえます。
その際は、次の式が参考になるでしょう。
物件価格-頭金=住宅ローン
資金計画で住宅ローンについて考えるときは、借入れを検討するだけでなく、返済の内容についてもよく確認しておきましょう。
とくに借入れ期間については注意が必要で、中古住宅の場合は制限が設けられている場合もあります。
基本的には、新築住宅も中古住宅も同じ住宅ローンを利用するのですが、中古住宅は家の耐久性などを加味して、借入期間が短く設定されている場合があるのです。
つまり、借入期間を最長の35年で計算していたら、中古住宅は20年で返済しなければならなかったという場合、月々の返済額が想定外の金額となり、資金計画にも影響するでしょう。
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不動産購入の資金計画をおこなって、具体的に進めはじめると、見学から申し込みまでの流れに入ります。
それぞれのステップをどのような流れで進めるかについて解説します。
不動産購入を検討している方が、実際に戸建て住宅やマンションを訪問して見学することを「内見」といい、新築マンションなどでは「内覧」と呼ぶこともあります。
訪問する前の流れとして、まずは見学したい物件を絞り込みましょう。
見学予約は早めに入れることがおすすめです。
見学当日の流れとして、ラフすぎない装いで、時間通りに訪問しましょう。
見学は、失敗しない不動産購入のために、ご自身の目で見て検討できる貴重な機会となります。
詳細にチェックするために、次のアイテムを持参するのもおすすめです。
見学をして気に入っても、その場で、売主の方と直接価格の話や交渉をするのは避けましょう。
見学の流れで、いくらで不動産購入できるか、値下げは可能かなどの質問をすることも控えます。
というのも、不動産購入する方がリーズナブルに買いたいと希望するのと同様に、売主の方も少しでも高く売りたいと考えています。
交渉は、不動産購入の流れのなかでも繊細な場面となりますので、プロである不動産会社にお任せください。
弊社では、多様な物件の不動産購入や売却をまとめてきたノウハウを活かし、円滑な不動産取引のために尽力させていただきます。
見学して気に入った物件が見つかったら、不動産購入のために申し込みをおこなう流れとなります。
申し込みでは、売主の方に、購入申込書という書類を提出します。
このとき注意したいのが、申し込みは先着順となる点です。
人気がある物件の場合には、購入希望者が複数現れることも少なくありません。
基本的には先着順で、売主との交渉権を得ることとなり、引き渡し日などの交渉も申し込み時におこないます。
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申し込みが済むと不動産購入の流れは契約へと移ります。
最後に、売買契約から引き渡しまでの手続きの流れも解説します。
不動産購入における売買契約の流れとして、まず不動産会社から重要事項説明を受けます。
重要事項説明では、書面も用いて、売買契約の前に説明がおこなわれます。
契約の直前に説明し、同日に契約へと進む流れが一般的です。
次に、売買契約書を確認して問題がなければ、署名と押印をします。
売買契約の流れで、手付金も支払います。
その後、住宅ローンの申し込み書類の準備をおこなう流れとなります。
金融機関によって用意する書類が異なる場合もあるので、事前に確認しましょう。
金融機関に住宅ローンの申し込みをしたあとは、金融機関からの審査結果を待つこととなります。
無事に審査が通れば、売主と引き渡し日を調整します。
不動産購入では、所有権移転登記や抵当権の設定のための登記手続きも発生します。
これらは通常、司法書士に依頼することが多く、必要書類を準備して司法書士宛に送付することになります。
引き渡し当日は、金融機関でおこなうのが一般的です。
残代金の支払いや、登記手続きの書類への署名や押印をして、不動産購入の一連の流れは完了となります。
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不動産購入の流れについて解説しました。
見学や申し込みの流れなど、売却の際にも参考にしていただける部分があれば幸いです。
八大不動産では高浜市、碧南市、刈谷市、安城市、半田市、西尾市で、住み替えをおこなう方もサポートしております。
購入も売却も、不動産のご相談は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
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