不動産売却が長引くとどうなる?売れない原因とその対処法について

不動産売却が長引くとどうなる?売れない原因とその対処法について

不動産を売却する際の不安材料としては、はたしてそれが売れるのか、売れるにしてもいつ売れるのかといったものでしょう。
不動産売却が長引くほど、売り手の不安は増していくもので、まとまった資金が必要となる場合は、それをあてにしているため、精神的にもかなりのプレッシャーとなります。
では不動産が売れるまでの期間や売れずに長引く原因とその対処法などについてご紹介します。

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不動産売却にかかる期間はおよそどれくらいか

不動産売却にかかる期間はおよそどれくらいか

不動産売却をするには人それぞれの理由があり、たとえば住み替えや住む予定のない相続物件の処分、また離婚や転勤といったものなどでしょう。
車やバイクを売るときは、買取業者へ買取を依頼することでその業者からすぐに現金が入ってきますが、不動産の場合はそういうシステムではありません。
不動産売却は不動産会社に買主を探してもらう、仲介といった方法を取るのが一般的で、この場合は買い手を探し、その不動産を売ることで現金化するわけです。
つまり不動産売却にかかる期間が通常どれくらいなのか、おおよそであれそれを把握しておかなければ、売却で得た資金での利用計画を立てることはできないのです。
売却の検討を始めて、実際にそれが売れてその代金を手にするまでには、一般的に4か月から半年程度の期間が必要だと見られています。
もちろん買主が見つからない場合はこれ以上の期間がかかることになり、いずれにせよ不動産の売却には時間がかかるということを覚悟しておく必要があるわけです。
ではその売却までの流れとその期間の目安ですが、まずは不動産会社探しからスタートすることになり、複数を回るとこの時点で1~4週間の時間が費やされます。
選んだ不動産会社によって不動産が早く売れるか長引くかが決まってくることもあり、早い段階での売却を望んでいるのなら、優秀な不動産会社を見つけることが重要です。
不動産会社の選び方ですが、まずはそのエリアに精通しているということ、次に対応が早いということ、そして的確なアドバイスをくれるというこの3点で見極めましょう。
その後不動産会社と媒介契約を結び、その不動産会社による売却活動がおこなわれるわけですが、事前の条件交渉を入れると売れるまで最低でも1~3か月はかかります。
売却活動としては、通常は自社のサイトやチラシ、雑誌などでおこない、場合によっては内覧の依頼もありますので、その際は内覧ができるよう準備をしなければいけません。
そして晴れて購入者が決まると、その購入者の住宅ローン審査が始まるわけですが、融資までには事前審査や本審査、そして契約と数週間はかかると見ておいてください。
事前審査が終了するとその購入者と売買契約を結び、ここで手付金の受領がおこなわれ、その後残金を受領し不動産の引き渡しという流れとなります。

不動産売却が長引く原因について

不動産売却が長引く原因について

不動産売却の期間の目安としては4か月から半年とご紹介しましたが、すべての物件がこの期間内に当てはまるというわけではありません。
なかには1年近くも売れないといったケースもあり、購入希望者自体が見つからないなど、売却までの期間が長引く物件も珍しくはないのです。
売却期間が長引く原因としては、その物件の数だけあると考えられますが、今回はそのなかでもよくある主な原因をピックアップして見ていきましょう。
まずは価格面からで、周辺の同じような物件と比較した場合にその相場とかけ離れて高い金額であれば、購入希望者としては対象から外す可能性が高くなります。
売却開始後3か月経っても購入希望者が現れないのであれば、価格が原因となっていることが考えられ、売却価格を検討する必要が出てきます。
ただこれを何度か繰り返していると、価格がもっと下がるかもしれないと見られ、さらに売却までの期間が長引いてしまうこともあるため、値下げは慎重におこなってください。
物件を売り出す際、その物件をリフォームすることもありますが、このときそのリフォーム代金を売却価格に上乗せすることになります。
これにより物件価格が高くなり、売れにくくなるわけですが、中古物件であれば逆に安く売り出し、購入者が自由にリフォームできる状態のほうが喜ばれることもあります。
次に売り出しの時期ですが、実は不動産の売却にもオンシーズンがあり、この時期を外すと売れにくく売却までの期間が長引く原因にもなるわけです。
このオンシーズンは一般的には新学期を迎える春、会社の人事異動がある秋で、物件の需要が高まり、売れやすい環境と言えるでしょう。
また築年数も条件として売却時に重要視され、やはり建ってから15年以上経過している物件は購入希望者からすると魅力が低いと見られがちです。
不動産売却が長引く原因として最後に紹介するのが立地で、周りを田畑に囲まれている、山間部である、形状がいびつなどさまざまな要因が挙げられます。
こういった場合、短期で解決できるものと長期的な視野で考えなければいけないケースがあり、どちらにせよ不動産会社と解決方法についてじっくりと話し合ってください。

不動産売却を長引かせないための方法や対処法

不動産売却を長引かせないための方法や対処法

不動産売却が長引くと、たとえば住み替えのために新居を購入するといった場合では、その資金の目途が立たなくなるわけですし、税金などの維持費もかかってくるわけです。
購入希望者から見て条件の良い物件であれば、買い手も現れやすいのですが、立地や価格などの条件がそぐわない、魅力的でないと感じた場合はやはり長引いてしまいます。
こういった長引く要因を解消し、早期に売却を目指すための方法や対処法として、まずもっとも効果的なものが販売価格の検討でしょう。
建物は時間が経つにつれ、その価値も少しずつ失われていくため、売却までの期間が長引くほど販売価格と価値のつり合いが悪くなってきます。
周りの相場に合わせてもまだ売れにくいといった場合は、早めに販売価格の検討をすることで、価値が下がりすぎる前に売却できる可能性が高くなります。
次にオープンハウスなど内覧ができる状態にしているケースでは、購入希望者に購入の決め手に欠けると思われることが、大きなマイナス要因となるわけです。
そこでしでも魅力ある物件にするために、たとえばハウスクリーニングを施したり、基本的な整理整頓を心がけたりすることで、そのマイナス要因を解消しましょう。
築年数が経っている物件では老朽化が目立つものもあり、そういったときはリフォームを考えがちですが、その分販売価格が高くなるのがネックです。
住宅の老朽化が著しく表れるのが水回りで、建物全体のリフォームやリノベーションをするのではなく、水回りだけといった部分的におこなうと費用も抑えられ効果的です。
また購入希望者が現れるのが待てない、早期にどうしても売却しなければいけないという場合は、不動産会社に買取を持ちかけるという対処法もあります。
不動産会社では住宅の買取もおこなっていますが、通常の仲介の場合と比べ販売価格が7~8割ほどとなりますので、その点は理解しておいてください。

まとめ

不動産売却は売れるまでの期間と、販売価格とのバランスが難しいものではあります。
ただ売れにくい場合は何らかの原因が隠れていますので、まずはそれをしっかりと把握してください。
そのうえで、こちらでご紹介したような方法や対処法を不動産会社とともに取り組むことでより早い売却が可能となるのです。

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