2023-10-21
一戸建てのなかでも、ハウスメーカーで建てられた家は、売却しやすいといわれています。
しかし、ハウスメーカーで建てられた一戸建てだとなぜ売却しやすいのか、理由が知りたい方も多いでしょう。
そこで今回は、不動産の売却を検討している方向けに、ハウスメーカーの家が売却しやすい理由と重要視されるポイントについて解説します。
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そもそもハウスメーカーとは、どのような企業を指すのでしょうか。
ハウスメーカーについて、以下に解説します。
ハウスメーカーとは、自社で生産・設計・施工を規格化しており、全国的に展開している企業のことです。
住宅メーカーとも呼びます。
ハウスメーカーに明確な定義はなく、多くの企業がハウスメーカーを名乗っています。
ハウスメーカーは工場で家のパーツや部材を生産しているため、安定的に高品質な家の提供が可能です。
ハウスメーカーといえば注文住宅のイメージがある方も多いでしょうが、建売販売も展開しています。
ハウスメーカーが販売している家のタイプについて、次章で解説します。
ハウスメーカーが販売している家は、「注文住宅」「建売住宅」「規格住宅」の3つのタイプです。
注文住宅は、設計や構造、工法まで、すべて施主(注文者)の好きなように建てられる住宅を指します。
自分好みのこだわりのある家を建てたい方におすすめの住宅です。
建売住宅は、ハウスメーカーが設計して建てた住宅を指します。
建てられた家を購入するため、生活イメージがしやすく、すぐに入居できるのがメリットです。
規格住宅とは、ハウスメーカーである程度決められた間取りとデザインの中から、施主が好みのものを選んで建てる住宅を指します。
注文住宅と建売住宅の良いところをあわせたような住宅です。
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ハウスメーカーの家が売却しやすい理由は、以下の3つです。
●技術力が高い
●デザイン性に優れている
●アフターメンテナンスが充実している
それぞれの理由について、以下に解説します。
ハウスメーカーの家が売却しやすい理由の一つ目は、技術力の高さです。
ハウスメーカーの家はパーツや部材などを工場で生産しているため、技術力が高く、家ごとに品質がぶれることもありません。
建築資材においても、ハウスメーカー内で規格化された資材を使用しています。
ハウスメーカーによって技法や工法などは違いますが、巧みな構造計算がおこなわれており、優れた技術力を持っています。
降雪量が多い、台風が接近しやすいといった、地域の気候の特色に合わせた家が建てられるのも、ハウスメーカーの強みです。
ハウスメーカーの家が売却しやすい理由の二つ目は、デザイン性に優れている点です。
大手企業でもあるハウスメーカーは部署や部門が細分化されているため、各工程をそれぞれの専門家が担えます。
デザインにおいても専門のデザイナーや設計士が携わるため、最新の流行や技術を取り入れたデザイン性の高い家が建てられるのです。
各工程を専門部署が担うため、流行のデザインを取り入れつつ、家の性能や生活動線も重視した家が完成します。
ハウスメーカーの家が売却しやすい理由の三つ目は、アフターメンテナンスが充実している点です。
新築住宅には、2000年に国土交通省によって定められた「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により、10年間の保証が義務付けられています。
新築住宅の引き渡しから最短10年間、建物の構造上重要な部分や雨漏りに関する部分に不備や欠陥が見つかった場合には、売主は無償補修などの対応をとらなくてはなりません。
しかしハウスメーカーのほとんどが、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で定められた10年よりも長い保証期間である、「長期保証制度」を採用しています。
長期保証制度を採用しているハウスメーカーの多くは保証期間を20〜30年に設定していますが、条件付きで保証期間を60年に設定しているハウスメーカーも存在します。
ハウスメーカーで建てられた家は、長期保証制度だけでなく、家の定期診断やメンテナンスが充実している点も特徴です。
法律で義務付けられた保証は、建物の構造上重要な部分や雨漏りに関する部分の不備や欠陥に限定されます。
しかし多くのハウスメーカーのアフターサービスでは、壁紙のはがれは2年間、シロアリ被害は5年間といったように、それ以外の部分も保証の対象となります。
このように、アフターサービスが充実したハウスメーカーの家なら、広い範囲で定期的なメンテナンスを受けることが可能です。
資産価値の低下を防げるため、売却しやすくなります。
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家を売却するときには、あらゆる点を評価して査定し、売却価格が決まります。
ハウスメーカーの家を売却するときに重要視されるポイントは、以下の3つです。
●構造・工法
●メンテナンス状況
●リフォーム歴
それぞれのポイントについて、以下に解説します。
ハウスメーカーの家を売却するときに重要視されるポイントの一つ目は、どのような構造と工法で建てられているかです。
構造とは骨組み部分の材料の種類、工法は建築方法のことであり、構造や工法の違いによって売却価格が左右されます。
家の資産価値がある期間を「法定耐用年数」といい、国によって構造や用途ごとに異なる期間が設定されています。
自宅として使用する場合の、一戸建てに多い構造ごとの法定耐用年数は以下のとおりです。
●木造:30~33年
●鉄骨構造:28〜51年
●鉄筋コンクリート構造・鉄骨鉄筋コンクリート構造:70年
法定耐用年数が過ぎた家でも居住は可能ですが、税法上の資産価値はありません。
法定耐用年数が残り少ない家は売却価格も安くなり、場合によっては値段がつかないこともあります。
ハウスメーカーの家を売却するときに重要視されるポイントの二つ目は、メンテナンス状況です。
住み始めてからの定期的な点検とメンテナンスによって、家の価値が下がりにくくなります。
定期的な点検とメンテナンスをおこない、快適な住まいを維持しましょう。
家の破損や不具合などが生じた際に早急に修繕をすることも、家の価値を維持するためには重要です。
ハウスメーカーの家だと、先述のようにメンテナンスが充実しているため、家の価値が下がりにくいでしょう。
ハウスメーカーの家を売却するときに重要視されるポイントの3つ目は、リフォーム歴の有無です。
定期的なメンテナンスをおこなっていても家の経年劣化を抑えるのは難しく、リフォームもおこなう必要があります。
とくに床や壁紙、水回りなどは、経年劣化しやすい部分です。
リフォームをする際には、その家を建てたハウスメーカーに依頼すると、家の雰囲気と調和したリフォームができます。
売却時にリフォーム歴を伝えられるように、リフォームした時期と箇所を記録しておきましょう。
なお、売却価格にリフォーム費用を上乗せすることは難しいため、売却するためのリフォームはおすすめできません。
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一般的にハウスメーカーの家は技術力が高く、デザイン性に優れているなどの理由から売却しやすいと言われています。
ハウスメーカーの家を売却するときにはメンテナンスなどのポイントが重要視されるため、大切に使用しながら生活しましょう。
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社名:株式会社八大不動産
代表者名:神谷昌明、神谷千夏
所在地:〒444-1322
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TEL:0566-52-6063
営業時間:9:00~17:00
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